クレンジングバームは比較的新しいクレンジング剤ですが、その独特のテクスチャーで今注目を集めているアイテムです。
次のクレンジングはバームタイプを試してみようと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこのページでは、おすすめクレンジングバームとその使い方について詳しく紹介しています。
Contents
クレンジングバームとは?
クレンジングバームとは、簡単に言うとクレンジングオイルを蜜蠟(ミツロウ)やポリエチレンなどで固めたクレンジング剤です。半固形のバームを肌に乗せるとバームが体温でとろっとトロけて、オイル状に。クレンジング前にテクスチャーの変化も楽しめる魅力的なクレンジングアイテムです。
balmとは、香油の他に、慰め、安らぎといった意味をもつ単語で、トロっとしたテクスチャーに安らぎを感じる新しいクレンジング剤として注目されています。
クレンジングバームのメリットとデメリットについて
ここからは他のクレンジング剤と比べた時の、クレンジングバームのメリットデメリットについて説明しようと思います。
クレンジングバームのメリット
クレンジングバームのメリットとしては洗浄力が挙げられます。クレンジングバームはオイルベースのクレンジング剤ですので、洗浄力は高めでサッとメイクを落とすことができます。
洗浄力の他に、クレンジングバームは蜜蝋など、高分子(分子量の大きい)原材料が入ることによって、界面活性剤が肌に浸透しづらく、皮膚への接触面も少なくなるためオイルに比べて刺激が少ないと言われています。
また、クレンジングバームは適度な粘度を持っているので、液だれもせず、クレンジング時の擦れによる刺激が入りにくいというメリットがあります。
初めは固形化していますので、一回分を手にとってお風呂に持ち込んでくるくるできるのも便利ですよね。何よりテクスチャーの変化が楽しめるというのが大きなメリットだと感じます。オイルより濃厚なトロリとしたテクスチャーは本当に気持ちが良くて使っていて毎日楽しめるクレンジング剤です。
クレンジングバームのデメリット
クレンジングバームのデメリットとしては、時間がかかりやすいことが挙げられます。
テクスチャーを変化させるのに少しだけ時間がかかるので、手早くクレンジングを終わらせたいという場合にはこの点がデメリットに感じるかもしれませんね。また気温が低い時には固まってしまうこともあります。冷え症の方はお風呂で使うといいかもしれませんね。
じっくりとクレンジングに向き合いたい場合はクレンジングバーム、さっとメイクを落としたい場合はクレンジングオイルを使用するなどの使い分けもおすすめです。
クレンジングオイルのおすすめ商品についてはこちらの記事で紹介しています。
クレンジングバームの選び方について
クレンジングバームはオイルベースのクレンジング剤ですので、洗浄力に関しては問題ないと思います。その他のチェックポイントとしては、
- W洗顔の有無
- 濡れた手での使用ができるか
- マツエクへの使用ができるか
この辺りをチェックしながらクレンジングバームを選んでみるといいですね。
おすすめクレンジングバーム6選
D.U.O ザ クレンジングバーム
価格:3,600円(税別) 内容量:90g
クレンジングバームと言えば、D.U.O ザ クレンジングバームというくらい人気を集めている商品です。ここまでバームの人気を高めたのは、D.U.Oさんの功績が大きいと思います。
パラベンなどの旧表示指定成分、鉱物油、石油系油脂、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、アルコール、全てフリーで誰にでも使いやすいクレンジングバームです。
↓D.U.O ザ クレンジングバームの公式サイトはこちら↓
⇒http://www.duo-cosmetics.com/
⇒D.U.O.クレンジングバーム
Laminaze(ラミナーゼ) モイストクレンジングバーム
価格:4,500円(税別) 内容量:120g
年齢を重ねるほどに美しく!がモットーのラミナーゼモイストクレンジングオイル。バームにはめずらしいチューブタイプで利便性UP!
ウォータープルーフのマスカラもしっかり落ちるのに、洗い上がりはヌルつかずしっとりモチモチ!独自の技術で、黒ずみ汚れ、くすみ、ハリ不足のない奥から輝くクリアな素肌へ導いてくれます。上品なローズな香り。
↓ラミナーゼ モイストクレンジングバームの公式サイトはこちら↓
⇒https://store.hifuken.com/product-buy-form/cleansing
セルフューチャー 洗顔バーム
価格:2,381円(税別) 内容量:90g
クレンジングと洗顔がこれひとつでできちゃうセルフューチャー 洗顔バーム。洗顔もできてしまうのはとても便利で、女子必見のアイテムです。
セルフューチャー 洗顔バームの洗浄成分は86%がホホバオイルなどの植物由来成分で、優しく洗いあげることができます。上品なダマスクローズの香り
W洗顔不要
↓セルフューチャー 洗顔バームの公式サイトはこちら↓
⇒http://www.apros.co.jp/cleansing-balm/
⇒なじませるだけの簡単クレンジング【洗顔バーム】
RMK クレンジングバーム
価格:3,200円 内容量:100g
ピンクの容器が可愛らしいと思いきや、なんと中身のバームも綺麗なピンク色をしていて持っているだけで確実に女子力がUPする一品です。
高いクレンジング力と美容オイル効果でうるおいを守るクレンジングバーム。ローズブーケの香りがふんわりとただよって、幸せな気分になれますよ。スパチュラが容器の蓋の裏に内蔵できる点もGoodです!
BOBBI BROWN(ボビイ ブラウン) エクストラバームリンス
価格:8,000円(税別) 内容量:200g
リッチなバームテクスチャーが肌を包み込み、メイクや毛穴の汚れ、肌のざらつきをすっきり落とし、ふっくらとハリのあるいきいきとした肌へと洗い上げるフェイスクレンザーです。
グリセリンが肌を保湿し、オリーブオイルが肌をふっくらなめらかに整えます。オレンジオイルの香りがさわやかな使い心地です。
BEAUL(ビュール) クレンジングバーム
価格:3,200円(税別) 内容量:90g
蜂のエイジングケア力に注目したアイテム、BEAUL(ビュール) クレンジングバーム。クレンジング剤をバーム上にするには、蜜蝋などを使用するのでメーカーの方向性とぴったりマッチした商品です。
蜜蝋は保湿エモリエント効果に優れ、肌をしっとり柔らかくする効果があります。中身のバームもオレンジ色で見た目にも楽しめるバームですね。さわやかなオレンジの香り
W洗顔不要
↓BEAUL クレンジングバームの公式サイトはこちら↓
⇒http://beaul-shop.com/product/
クレンジングバームの使い方
ではここからは、クレンジングバームの使い方について詳しく見ていくことにしましょう。
バームを適量手に取る
まずは乾いた手に適量のバームをとりましょう。量についてはメーカー毎に事なるので、各メーカーの使用書を参考にしてください。
この時にバームの量が多い分には何の問題もありませんが、少ないとメイクが落ち切らずまたメイクを落とそうとゴシゴシ洗ってしまうため摩擦刺激にも繋がります。気持ち少し目の量を使いましょう。
クレンジングバームは固形上のまま肌にのせると説明しているメーカーもありますが、一度手のひらで温めてトロリと溶かしてから肌にのせていくのがおすすめです。
気温が低い時や冷え症の方はバームが溶けにくい事がありますが、その場合は先に手を温めておくようにしましょう。
バームを肌になじませる
クレンジングバームがゆるく溶けたら肌にのせていきましょう。Tゾーン・両頬・鼻先・顎にバームをのせたら肌になじませていきましょう。
優しくクレンジングしていく
バームを肌にのせたら、顔の内側から外側に向かってくるくるとメイクとバームをなじませていきます。
この時に出来るだけ短時間でメイクを浮かせるのが理想ですが、時間を気にするとメイク残りの原因となってしまうのでまずは丁寧にメイクを浮かせていきましょう。
クレンジングバームはクレンジング力が高いので、慣れてくると手早くメイクを浮かせる事ができるようになります。ですので、まずはキッチリとメイクを浮かせる事を意識しましょう。
ぬるま湯ですすぐ
バームとメイクを馴染ませたら、ぬるま湯ですすいでいきましょう。
このすすぎの時に、水やぬるま湯をほんの少し手に取りバームとなじませると色が少し白っぽくなります。これを乳化というのですが、乳化させる事によってオイルが水となじみやすくなるので、オイル成分が肌に残りにくくなります。
クレンジングバームもオイルベースのクレンジングですのでこの乳化の作業は行っておくのがおすすめです。クレンジングバームを少しずつ乳化させて、感触が軽くなったらいつも通りすすいでクレンジング完了です。
クレンジングバームを使う場合の注意点
せっかく良いアイテムを選んでも、間違った方法でクレンジングしてしまうとその効果も半減してしまいます。クレンジングバームを使う際に注意点がいくつかあるので見ていくことにしましょう。
クレンジングとマッサージは別物と考える
クレンジングバームはマッサージケアにも使えるものが多いですが、クレンジングとマッサージを同時に行うのはやめましょう。
クレンジング時にマッサージを兼ねると、浮かせたメイクを肌の上で循環させてしまうことになり、肌にとって良くありません。
また、マッサージにクレンジングバームを使う場合でも、肌の上に長時間クレンジング剤がのっかっている状態は好ましくありません。短時間で洗い流してしまうことが大事です。
バームを取る時はスパチュラを使う
クレンジングバームはほとんどの製品が、専用のスパチュラ(へら)を使って中身を取り出すようになっています。
このスパチュラを使わずに直接手でバームをとると、手の雑菌がバームに移ってしまいます。バームのなかで雑菌が繁殖してしまうので、チューブタイプ以外の商品を使用時にはかならずスパチュラを使いましょう。
クレンジングバームも乳化が必要
クレンジングバームはオイルベースのクレンジング剤ですので、洗い流す際には乳化してから洗い流すことが大切です。
肌に残ったオイルが酸化してしまうとさまざまな肌トラブルを引き起こすことがあるので、クレンジングバームもしっかり乳化させて洗い流すようにしましょう。
クレンジングバームの不満
クレンジングバームの不満点として、油脂系のオイルベースのクレンジングバームがないという点が挙げられます。
たぶんこれは油脂系オイルをベースにしていると思う商品もあるのですが、海外の製品で全成分が公開されておらずはっきりと分からない状態です。
手の届く価格で油脂系のオイルをベースにしたクレンジングバームが発売されると嬉しいですね。
おすすめクレンジングバームの選び方と使い方についてのまとめ
ここまでおすすめクレンジングバームや、バームの選び方と使い方について紹介してきました。
クレンジングバームはまだ一般的と言えるほど定着しているわけではありませんが、テクスチャーの変化を楽しめるとてもおもしろいクレンジングアイテムです。
次に使うクレンジング剤は何にしようかな~?と考えている方は、一度クレンジングバームを試してみるのもいいかもしれません。
メイクになじみやすく、洗い上がりはしっとりとした肌ざわり。一度試すとクレンジングバームのとりこになってしまうかもしれませんね。