マツエクは目元を華やかにし、印象をガラリと変えると年齢問わず女性の間で人気です。
ただそのマツエクもずっと維持することはできません。キープする場合は丁寧にケアをしながら、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。
少しでも長く綺麗なまつ毛をキープするために、特に大切なケアとなるのがクレンジング。
そこでここではマツエク中の人でも使えるクレンジング剤や、マツエクを長持ちさせる秘訣についてお伝えしていきます。
Contents
マツエク中にクレンジングオイルは使ってOK?
マスカラやアイライン、アイシャドウなど、しっかりメイクをしがちな目元にはオイルクレンジングを使っている人も多いと思います。
クレンジングオイルは他のクレンジング剤よりも洗浄力が高く、オイルによるメイク馴染みもいいので落としにくいアイメイクのクレンジングにはぴったりです。
ただ、マツエク中は基本的にオイルクレンジングはNG!せっかくのマツエクの持ちも悪くなってしまいます。
マツエクにクレンジングオイルがいけない理由
マツエクは地まつ毛の根元付近に“グルー”という特殊な接着剤を使って1本ずつエクステーションをつけ、長さやボリュームを出していきます。そのグルーはクレンジングオイルにとても弱いのです。
クレンジングオイルに多く含まれる油分や界面活性剤という成分によってダメージを受けやすく、接着したエクステを落としやすくすると言われています。とくにミネラルオイルはグルーを溶かしやすいと言われていますね。
そのため“マツエクOK”とうたっているクレンジング剤のほとんどがオイルフリーとなっており、マツエクサロンでも施術後のまつ毛を長く保つためにそれを推奨しています。
オイルフリーのクレンジング剤
・水性ジェルタイプ
オイルタイプに比べると洗浄力は劣りますが、伸びが良く使いやすいタイプのクレンジング剤です。
・リキッドタイプ
オイルフリーのリキッドタイプはジェルタイプよりも洗浄力が高く、しっかりメイクを落としたい人には向いています。
・ローションタイプ
水のようにサラッとしたタイプで、コットンにしみ込ませて使うクレンジング剤です。ただしコットンの繊維がまつ毛に引っかかりやすいというデメリットもあります。
マツエク中も使えるクレンジングオイルもある?
基本的には先にご説明したような油分や界面活性剤を含まないオイルフリータイプのクレンジング剤がオススメですが、実は“マツエクOK”としているクレンジングオイルも中にはあります。
例えばファンケルのマイルドクレンジングオイルや、アテニアのスキンクリアクレンズオイル、シュウウエムラなどさまざまなクレンジングオイルがマツエク対応しています。公式サイトにもマツエク中も使えるとの記載がされています。
とは言っても、マツエクをしている方は目もと付近はポイントリムーバーなどを使用していることが多いと思います。利点を挙げるとするとマツエクOKのクレンジングオイルなら、クレンジング中に目元にそれほど注意しなくても良いという点でしょうか。
マツエクを長持ちさせるケアの仕方
オイルフリーやマツエクOKのクレンジング剤を使う場合でも、間違ったケアの仕方をするとまつ毛に負担がかかり持ちが悪くなってしまいます。
特に、まつげは残っているのにマツエクだけがポロポロと取れてしまう方は、クレンジングの方法に少し問題があるのかもしれません。
マツエクの正しいアフターケアのポイントをしっかり押さえておきましょう。
クレンジング剤はやや多めに使う
マツエクをしている場合は、クレンジング剤をやや多めに使う様にしましょう。クレンジング剤の量が少ないとメイクを落とすときに摩擦が起き、まつ毛に負担がかかってしまいます。やや多めに使ってメイクに馴染ませ、こすらないようにしましょう。
上から下に撫でるように洗う
クレンジングや洗顔をするときはまつ毛の生えている方向に向かって上から下へ、優しく撫でるように洗いましょう。この時綿棒などを使って、やさしくアイラインを拭き取っていくのも丁寧な方法です。
ぬるま湯ですすぐ
熱いお湯ですすぐと負担がかかってしまうのは肌だけではなくまつ毛も同じです。かならずぬるま湯ですすぎましょう。
洗顔後はマツエクを軽く乾かす
まつ毛が長い時間濡れた状態にすることも避けましょう。ドライヤーで軽く乾かし、そのあと化粧水などをつける場合も濡れないように注意しましょう。
マツエクを綺麗に保つために
マツエクを少しでも長く綺麗な状態で保つためには使用するクレンジング剤の種類や正しいケアが大切になってきます。
普段のクレンジングでオイルタイプを使っている方は、目元はマツエクでも使えるクレンジング剤を、その他の部分はオイルタイプやバームタイプのクレンジング剤を使用し、肌にメイクを残さないようにするのが理想的です。
少し手間はかかりますがマツエクの持ちもぐっと良くなりますよ。