あなたは乾燥肌?脂性肌?自分の肌質をチェックしてみよう!

美しい肌をキープするには、毎日の正しいスキンケアが大切になってきます。

ですが肌質は人それぞれ。乾燥肌なのか、脂性肌なのか、それとも混合肌なのかで、スキンケアで意識すべきことや使う化粧品も違ってきます。つまり、自分の肌質タイプを知ることが美肌の第一歩なのです。

まずは自分の今の肌がどんな状態なのか、チェックすることから始めましょう!

自分の肌質を見分ける方法

自分の肌質を見分けるのにのに最も適しているのが洗顔後。

一度綺麗に洗顔して肌の状態をリセットし、その後どんな症状が見られるかで今の自分の肌質が分かってきます。顔を洗ったあと、化粧水をつけるのを少し待って肌の状態をよく観察してみましょう!

乾燥もテカりもない、普通肌

洗顔後、顔がつっぱている感じやひきつった感じがない、また鼻などにテカりがないという場合は普通肌と言えるでしょう。

肌の水分と油分のバランスが取れている、最も正常な状態の肌と言えます。

普通肌におすすめのクレンジングは?

普通肌の人は、どのクレンジング剤を使っても問題ありません。

自身のメイクに合わせてクレンジングを選びましょう。

テカりが目立つ、脂性肌

洗顔後、しばらくすると鼻やおでこなどのTゾーンを中心にテカりが見られるのは脂性肌の証拠です。余分な皮脂を分泌しやすい状態の肌ですね。

脂性肌の人には、特に次のようなトラブルが多く見られます。

テカり

肌がテカる、常にベタベタする…などは、脂性肌の特徴的な症状です。そもそも肌がなぜテカってしまうのかをご存知ですか?

皮脂が過剰に分泌される原因には、ホルモンバランスが大きく関係しています。皮脂を分泌する皮脂腺を増やし、皮脂の分泌を促しているのは男性ホルモンであるテストステロンです。ホルモンバランスが乱れてこの男性ホルモンが増えると、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

また肌の乾燥も、実は脂性肌の原因なんですよ。肌の表面が乾燥していると、それをカバーするために皮脂が多く分泌されてしまうのです。テカりやすいから…と言って保湿を怠ると、かえって脂性肌の悪化に繋がってしまいます。

他にも、揚げ物やスイーツなど脂を多く使った食事の取り過ぎも皮脂の過剰分泌に繋がります。

ニキビ

ニキビができやすいのも脂性肌の特徴です。ニキビは皮脂が毛穴に詰まってしまうことで起こります。皮脂が過剰に分泌される脂性肌では毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビになりやすい状態なのです。

脂性肌におすすめのクレンジングは?

脂性肌の人におすすめのクレンジングは、洗浄力の高いものです。クレンジングオイル・バーム・リキッドなどで、しっかりと皮脂を洗い流してあげましょう。

また週に1度ディープクレンジングで、毛穴の大掃除をおこなってあげるの効果的です。

脂性肌は、乾燥肌が悪化して皮脂の過剰分泌をしていることもあるので、クレンジング後の保湿に関しては念入りに行うようにしましょう。

カサカサやしわが目立つ、乾燥肌

洗顔後に顔がつっぱる感覚がある、カサカサする、しわが目立つ…などの症状は、肌が乾燥している証拠です。肌のうるおい不足はさまざまな肌トラブルに繋がります。

乾燥ではどんなトラブルが見られるのか、具体的に見いていきましょう。

しわ、たるみ

肌のうるおいが減ると、肌のハリが保てなくなります。その結果、皮膚には跡がつきやすくなりしわが目立ちやすくなるのです。特に口元や目元などの皮膚の薄い場所にはつきやすくなります。

また皮膚が重みに耐えられなくなり、たるみも起きやすくなります。

痒み、炎症

肌を外からの刺激から守ってくれるのは肌表面のうるおいです。つまり乾燥すると、肌のバリア機能が保てなくなり、ちょっとした刺激にも肌が過敏に反応するようになります。

例えば、髪が少し擦れただけで痒くなる、化粧品をつけたあとに炎症が起きる…などの症状は、乾燥によって刺激を受けやすくなっていると考えられます。この状態を敏感肌とも呼びます。

乾燥肌におすすめのクレンジングは?

乾燥肌の方におすすめのクレンジングは、ミルクやクリームタイプのものです。

なるべくナチュラルメイクをこころがけて、肌に負担をかけずにメイクを落としたいですね。W洗顔によって、肌に必要な油分まで奪われてしまっていることがあるので、W洗顔を止めて肌の調子を見てみることもおすすめです。

乾燥もテカりもある、混合肌

スキンケアが特に難しくなってくるのが混合肌です。

目元や口元は乾燥してつっぱるのに、Tゾーンはテカる…というような、脂性肌と乾燥肌のどちらも合わせ持つ肌質のことを言います。

また部分的に乾燥する(またはテカる)など、普通肌と他のタイプの肌質を合わせ持った状態も混合肌と呼びます。

以前は肌の水分量と皮脂量は比例していると考えられていましたが、今ではこれらは独立した要素である事がわかっています。そのため、肌の分類上では乾燥性脂性肌という肌質も認められています。

混合肌ならではのトラブル

乾燥による痒みと、皮脂の過剰分泌が原因であるニキビが同時に起きる…、テカっているのに小じわが目立つ…など、脂性肌と乾燥肌それぞれのトラブルがどちらも起きやすいのが混合肌の特徴です。

この場合、まずはどこが乾燥していてどこがテカりやすいのかをしっかり把握することが重要になってきます。それに合わせて使う化粧品やスキンケア法を自分でうまく調整していきましょう。

混合肌におすすめのクレンジングは?

例えば、洗浄力の強いクレンジングオイルなどの洗顔料を選び、テカりやすいTゾーンはしっかり洗い、乾燥が見られる口元は軽く洗うだけにするなど、肌の状態に合わせてスキンケアのやり方を工夫していくとトラブルを最小限に抑えられます。

自分の肌に合ったスキンケアでトラブルを防ぐ

スキンケアするにも、まずは自分の肌質をチェックすることが何より大切です。

間違ったスキンケアは、かえって肌の状態を悪化させてしまいます。乾燥している肌にオイルフリーの化粧品は向いていませんし、洗浄力の弱い洗顔料では脂性肌をしっかりケアできません。

Tゾーンのニキビを治すための過剰な洗顔も、他の部分の乾燥を悪化させているかも…?

自分の肌がどんな状態なのかをよく見極めて、化粧品選びやクレンジング・スキンケアの仕方に生かしていきましょう!